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まだお祭り(2)

モウリーニョ:「最強だから優勝できた」 (Goal.com)
喜びを露わにする指揮官

16日のウディネーゼ戦で2位ミランが敗れたため、17度目のリーグ優勝が決まったインテル。モウリーニョ監督はクラブ関係者に感謝を述べ、セリエA初挑戦でのスクデット獲得に満足感を露わにしている。

「リーグ戦というものは最強のチームが制するものだ。私は優勝できてもできなくても、常にこう言ってきたはずだ。しかし今は冷静でいたいし、みんなと幸せを分かち合いたい。みんなに感謝したい。スタッフや倉庫の管理人、そして洗濯をしてくれる裏方さんたち、そして今ここにいないアドリアーノやクアレスマらの選手にも感謝したい」

「インテルの歴史で私よりいい結果を出した指揮官は多くいるし、私はサッカーを知っている。結果を出せずしてこの興奮は生まれないんだ。だからこそ、私はこの道を進み続けなければいけない。ファンのハートに残り続けるためにもね」

「継続性をもち、チームを鼓舞し、ファンのハートを掴むやり方が私は異なっていたんだ。からかうために言っているのではない。私はイタリアに来て1年目でスクデットを獲得した。我々指揮官が時間が必要と言うのは本当のことだからね。まずは満足だよ。セリエA20チームの中で唯一の外国人指揮官であることを考えれば、もっと嬉しいね。この優勝をもって、私は3カ国で5つのタイトルを手にしたことになる。トラパットーニ監督は4カ国で成功を収めたが、ヨーロッパの3大リーグのうち2カ国で成功していたのはカペッロ監督だけだった。私はまだ20年は働ける。少なくとも20年だ」

「リーグ戦で楽な試合を戦った記憶はない。それにミランとユヴェントスは昨年よりも強かったはずだよ。素晴らしいシーズンだった。そして我々のチームで7、8選手がほぼ全試合に出場していたことは見事だったよ」

また、ファンからCL優勝が求められているインテルだけに、モウリーニョ監督は移籍の噂されているFWイブラヒモビッチを引き止める必要があると考えているようだ。さらに、クラブにはチームの補強を訴えている。

「CLの優勝を目指すためにはチームを改善しなければいけない。だからこそ、来年イブラヒモビッチと主力選手のいないインテルなど想像できないね。逆にチームのバランスをとるために3、4選手の獲得が必要だ」

ソース:『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙

モウリーニョ:「イブラに決めさせようとした」 (Goal.com)
バロテッリとイブラヒモビッチの口論を説明

17日のシエナ戦で3-0と快勝し、4年連続となるスクデット獲得を祝ったインテル。試合後、モウリーニョ監督はエースのイブラヒモビッチにゴールを決めさせようとしていたことを明かし、同選手とバロテッリが言い合ったのは自らの指示による結果だと語った。

「バロテッリとイブラ?私のせいなんだよ。ハーフタイムに、イブラヒモビッチのためにプレーしろと言ったんだ。得点王のタイトルはチーム全体への褒美だからね。だがチャンスを迎えた時、バロテッリはゴールを狙うんじゃなく危険を冒してでもパスすべきだったのに、本能的に反応してしまったんだ。彼は純真だからね。だが、悪いわけじゃない。ただ私の指示を忘れてしまっただけで、ゴールへの飢えが出てしまったんだ」

イブラヒモビッチは後半途中に何度も交代を申し出たが、モウリーニョ監督は同選手をフル出場させている。このことについて、モウリーニョ監督は次のように話した。

「私はイブラヒモビッチのことを知っている。何度も交代を求めてきたが、私はそうしなかった。そして5分後、彼もチームが彼を助けようとしていたことをわかったんだ。まだ得点王のタイトルをとれるはずだよ。スクデットと違い、絶対に獲得しなきゃいけないものではない。だが、彼を助けられるのなら、我々はそうしていく」

またモウリーニョ監督は、自らの仕事と功績について、次のようにコメントしている。

「私の貢献?何もないさ。私は11ヶ月もバカンスをとっていたんだ。最近の私はただ、勝者のベンチに座るという幸運に恵まれただけだよ。ある意味では、幸いにも私が勝者のチームを選んだとも言える。だがいつだって、プレッシャーはたくさんあるんだ。ポルトでも、ロンドン(チェルシー)でもね。ここだって3年連続で勝っていたから、もしも優勝できなかったら、私の責任になっていたのは当然だよ」



サネッティ:「スクデットにふさわしかった」 (Goal.com)
インテル、白星で優勝を飾る

17日に行われたセリエA第36節、インテル対シエナの試合は、3-0でホームのインテルが勝利を収めた。前日の試合でミランが敗れ、4年連続の優勝が決まったインテルは、前半終了直前にカンビアッソのゴールで先制。52分にはフィーゴのパスから抜け出したバロテッリが加点すると、76分にエースのイブラヒモビッチがダメ押しとなる3点目を奪った。

試合後、キャプテンのMFサネッティはイタリア『スカイ』のインタビューで、スクデット獲得への喜びを表すとともに、インテルが優勝にふさわしかったことを強調している。

「とても特別な優勝祝いだ。4年連続で勝つことは簡単じゃないからね。チームはこのスクデット獲得にふさわしかったと思うし、こんなに嬉しそうにしているファンを見られたことがとても重要なんだ」

-モウリーニョ監督はあなたに最も驚かされたと言っていました。あなたにとってはどういう意味を持ちますか?

「とても嬉しいよ。監督とは最高の関係にあるんだ。今年はチーム全体が自分たちの力を認識していることを示せたと思う。今季のリーグ戦に勝ちたいという意欲をずっと表に出していたし、そして結果を出したんだ」

-採点では何点をつけたいですか?

「採点はしたくないんだ。自分がコンスタントにやってきたことにとても満足しているよ」

サネッティ:「大きな誇り」 (Goal.com)
4年連続の優勝に喜び

16日のセリエA第36節でミランがウディネーゼに敗れたため、4年連続となる17回目のスクデット獲得が決まったインテル。選手たちが歓喜に沸くなか、キャプテンのMFサネッティはイタリア『スカイ』のインタビューで次のように喜びを表している。

-このスクデットにはどれだけの価値がありますか?
「すごい価値さ。4年連続だし、この非常に素晴らしいクラブの歴史において、とても重要な一部を担ったんだからね。ファンはこの目標達成を喜ぶべきさ」

-ウディネーゼの2ゴールをどう見ていたんですか?
「落ち着いて試合を見ていたんだけど、2点目が入った時にちょっと信じ始めたんだ。でも、試合は90分間続くものだから、終わるのを待っていた。でも、たとえ今日優勝が決まらなかったとしても、明日には決まっていたはずさ」

-ミランと並ぶ17回目の優勝ということで、特別な味わいがあるのでは?
「いや、特別なのはこれが4年連続だからであり、繰り返しになるけど、この素晴らしい価値を持つ偉大なクラブの歴史の一部になったからだよ」

-優勝を特に誰かへ捧げたいですか?
「そうだね、妻のパオロと子供たちに捧げたい。家族がいなかったら、これはできなかったことだからね」


いったん終わり

by loviemma | 2009-05-19 21:59 | インテル 08-09  

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