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コメント集(ログ) その1

各メディアの記事などをログとして貼り付けておきます!
そのまんま全部貼り付けるので長いです(笑)

以下すべてUEFA.comより

悲願達成を喜ぶサネッティ
掲載: 2010年5月23日(日), 0.39CET
UEFAチャンピオンズリーグで優勝し、キャリア最高の時を迎えたFCインテル・ミラノの主将ハビエル・サネッティは、「最も重要で美しい勝利だ」と喜びに浸った。

FCインテル・ミラノで15年間プレーしてきた36歳のハビエル・サネッティは、サッカー界でほとんどの経験をしてきたが、UEFAチャンピオンズリーグ優勝だけは初めての体験であり、どうしても勝ち取りたかったタイトルだった。

サネッティは今季、イタリア・セリエAで通算500試合出場を果たし、主将としてチームをリーグ5連覇に導き、コッパ・イタリアでも優勝した。ネラッズーリ(インテルの愛称)にとっては欧州を制覇することが長年の悲願だったが、22日のUCL決勝でFCバイエルン・ミュンヘンを2-0で下し、その試合でインテル通算 700試合出場を果たしたサネッティが見事にビッグイヤーを掲げた。「最も重要で美しい勝利だ」とサネッティはUEFA.comにコメント。「われわれは優勝にふさわしい戦いをした。この偉大なインテルの主将を務めていることを誇りに思う」

欧州制覇からは45年遠ざかっていたものの(最後に決勝を戦ったのも38年前)、今季のインテルは決勝トーナメントに入ってから調子を上げており、とくにチェルシーFCとFCバルセロナを敗ったことで、優勝が現実味を帯びていた。サネッティもチェルシー戦に勝ったことで、チームは優勝を信じるようになったという。「このチームならもっとたくさんのことを成し遂げられるし、決勝にも勝ち進めるだろうと思うようになった。バイエルンという強敵を倒したのだから、私たちは優勝にふさわしい戦いをしたと思う」

試合展開は、バイエルンがボールを支配して攻勢に出るというものだったが、インテルはディエゴ・ミリートが絶好機を逃さずに2点をマークし、チームに優勝をもたらした。サネッティも同じアルゼンチン人のこのFWを称賛し、「ミリートは優勝に大きく貢献した」と語った。「素晴らしいストライカーだ。1年前に加入したばかりで、謙虚な性格だ。自分の価値を知らしめたと思う」。さらにサネッティは、インテルの栄光はこれから始まるとしてこう付け加えた。「チームとしてモチベーションを保っていきたい。そうすれば今後ももっと多くのことを成し遂げられるはずだ。このまま勝利への道を歩み続けられると信じている」
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チームは深夜にミラノに戻り、朝の5時からメアッツァでお祝いしたそうです。夜通し待ってたインテリスタが数万人いたそう!
45年間待ったんだから徹夜くらい軽いよねv

ミリート、優勝に万感の思い
掲載: 2010年5月23日(日), 1.06CET
FCインテル・ミラノのヒーローとなり、「驚くべき、歴史的な」1年の立役者となったディエゴ・ミリートは、優勝杯を手にする光栄に浴した自分は恵まれていると話した。

FCインテル・ミラノがサンチャゴ・ベルナベウでFCバイエルン・ミュンヘンを2-0で下した22日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝で、チームの全得点を挙げた FWディエゴ・ミリートは「信じられないほど嬉しい」と喜びを爆発させた。

ミリートは35分と70分にゴールネットを揺らし、既にイタリア国内2冠を達成していたインテルを45季ぶりの欧州制覇に導いた。「信じられないほど素晴らしい。他に形容する言葉が見つからない」とミリートは UEFA.comに話した。

「イタリア・サッカー世界にとって驚くべき1年であり、歴史的な1年だった。われわれは今年、他のチームがこれまでできなかったことを成し遂げた。また、長い間届かなかった念願のカップを獲得できた。インテルのようなクラブにとって、実にふさわしい結果だ。私はこのトロフィーを手にする光栄に恵まれた数少ない選手の一人になれた」

ミリートのゴールは、どちらも欧州クラブ最高峰のタイトル獲得に値するものだった。1点目は、ベスレイ・スナイデルとの息の合った連係から生まれた。ミリートが頭で落としたボールを、すかさずスナイデルがスルーパス。これに抜け出したミリートは、軽くフェイントをかけたシュートでGKヨルク・ブットの頭上を抜いた。

2点目も同じくらい絶妙なシュートだった。ダニエル・ファン・ブイテンをかわしてペナルティーエリアに侵入すると、弧を描くシュートをファーに沈めた。「"チーム全員の夢がかなった"」とミリートは話した。「自分が歴史に残る活躍をしたとは思わないが、チーム全員で歴史的なことを成し遂げたと思う。3冠を達成し、喜んでいるが、まだ実感できないでいる。バイエルンに敬意を抱いているが、僕らはいいプレーをしたし、カウンターで得たチャンスをきっちりものにできた」

30歳のアルゼンチン代表FWはジョゼ・モウリーニョ監督への感謝の言葉も忘れなかった。スタンディング・オベーションの中、試合終了間際に交代でベンチに下がった際、出迎えた指揮官と肩を抱き合う姿を見せたミリート。レアル・サラゴサとジェノアCFCで6年間くすぶっていた彼に、大舞台で花を咲かせる最初のビッグチャンスを与えてくれたのが、他ならぬこのモウリーニョ監督だった。

「モウリーニョ監督をはじめ、僕を支えてくれたすべての人に感謝している。モウリーニョ監督は偉大な指揮官で、ハードワークを怠らない人間だ。チームに新しい個性を与え、多くの変更を加えた。彼はあらゆることを教えてくれた。この恩は一生忘れない」

ミリートは今季UEFAチャンピオンズリーグで6得点、セリエAで22得点を挙げてインテルの優勝に貢献し、サン・シーロでの1年目をこれ以上ない形で終えた。チームメートから賛辞の声が上がるのも当然だろう。

インテルの主将ハビエル・サネッティは、「"ミリートがこうした成功を収めるのは当然だ。素晴らしいストライカーなんだから"」とUEFA.comに話した。「彼は1年前にここにやってきて、非常に謙虚な態度でチームに溶け込み、自分の価値を全員に納得させた」。MFエステバン・カンビアッソは次のように付け加えた。「ミリートは非凡な選手だ。このチームにすぐになじみ、クラブの誰からも愛されている。彼は信じられないことをやってのける。これからも僕らを驚かせてほしいね」
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モウリーニョ監督「今季のことは一生忘れない」

掲載: 2010年5月22日(土), 23.00CET
FCインテル・ミラノのジョゼ・モウリーニョ監督が優勝を誇りに思うと語った一方で、敗れたFCバイエルン・ミュンヘンのルイス・ファン・ハール監督は「インテルは正当に勝利を収めた」と負けを認めた。

FCインテル・ミラノのジョゼ・モウリーニョ監督は、ディエゴ・ミリートの2ゴールによりサンチャゴ・ベルナベウでFCバイエルン・ミュンヘンを下し、クラブに45年ぶり3度目となる欧州王者のタイトルをもたらしたことを誇りに思うとコメントした。一方、敗れたバイエルンのルイス・ファン・ハール監督は、両チームの力の差はわずかで、後半直後のトーマス・ミュラーの逸機が悔やまれると話した。

インテルのジョゼ・モウリーニョ監督
試合前に(ファン・ハール監督が)インテルは守備的なチームだと話したことは、いわばサッカー界における挑発行為だった。彼が望んでいたものはわかっていたし、それは私と同じものだった。勝利だ。私たちはチームの個性を見失うことなく、一つにしっかりとまとまり、カウンターを絡めたいいプレーができたと思う。2点目を奪った段階で、勝負は決まったと思った。

バイエルンが人数をかけて攻撃に出て来たので、私たちとすれば、中盤を支配しやすくなったし、そこからカウンターを仕掛けるようにした。感情をうまくコントロールすることが大事だ。素晴らしい決勝を戦ったし、勝利にふさわしいプレーをしたと思う。それはこの試合だけでなく、決勝までの道のりのすべての試合について言えることだ。

インテルはイタリアのチームだが、先発にイタリア人はいなかった。それでも私たちはイタリアの文化を持ったチームだし、イタリアのサッカーを披露できたことを誇りに思う。この勝利は重要である。イタリアはこれで代表は世界王者であり、クラブでも欧州の頂点に立った。最高の気分だし、私も少しは貢献できたかと思うと誇らしい。イタリアで受けてきたプレッシャーは楽しんできたつもりだ。イタリア人はサッカーにすさまじい情熱を捧げ、それぞれが応援するクラブに深い愛情を持っている。そのような重圧のために、私は白髪が増えたのかもしれないが(笑)、イタリアでの日々には今まで以上に満足している。

誰もが(この大会で)優勝したいと思っているが、実際にそれを実現できるのはほんの一握りだし、私自身2回優勝したことを考えると、実に恵まれていると思う。(2004年に)ポルトで優勝したときと比べて気分は違うかと聞かれたが、大きな違いは感じない。また優勝できるだろうが、そのときも気分は変わらないと思うね。私という人間は同じなわけだからね。喜びや幸せを感じ、もしクラブを離れる場合は涙を流す、それだけのことだ。

インテルを率いた今季のことは一生忘れないだろう。言葉では言い表せないほどの絆で結ばれていた。(インテルのマッシモ・モラッティ会長からは)私がチェルシーの監督を務めていた数年前に、指揮官就任の要請があった。実際に監督になったとき、会長は私に対して、自分の夢を叶えてくれるはずだと期待していたと思う。彼の父親と同じようにビッグイヤーと一緒に写真を撮ることが長年の夢だったわけだから、私がそれを叶えることができ、本当に嬉しく思っている。

インテルの監督であることを今ほど誇りに思っているときはない。勝ちたいと思ったら、まずはチーム作りをしっかりと行う必要がある。"インテルには、チームスピリットがあるし、結束力も強い。だから誇りに思うんだ"。優勝という目標に向かって全員が努力してくれた。試合に出る選手はもちろん、試合に出られなかった選手、そして裏方のスタッフまで、みんなが一つの家族だったんだ。これまで私が率いたクラブではいつもお互いが家族のような存在だったが、それが一番重要なことなのだ。
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バイエルンのルイス・ファン・ハール監督
彼らの戦い方は予想できていたので、"試合展開には驚かなかったが、結果には驚いている"。しっかり組織された守備をしてくるだろうとは思っていたし、ディエゴ・ミリートとベスレイ・スナイデルが脅威になることもわかっていた。そして実際にそうなった。こっちはいつもほどチャンスを作れなかった。もちろん好機はあったが、それをゴールに結びつけないと、試合には勝てない。後半のミュラーのチャンスがゴールにつながっていれば、違った展開になっていたかもしれない。

全員と握手をかわした。私にとってはそれだけで十分だ。自分のチームのことを誇りに思っている。インテルのようなチームを相手に結果を残すにはベストの状態で戦わなくてはならないが、今日の私たちはそうではなかった。攻撃は守備よりもずっと難しいし、スペースを消された中で攻撃を仕掛けるのはなおさら大変である。ドイツにもそのような戦いをするチームはたくさんあるが、インテルほどレベルは高くないし、いい選手も揃っていない。プレースタイルの選択の問題であり、私たちは難しい方のスタイルを選んだということだ。

モウリーニョ監督からはねぎらいの言葉をもらった。別にそれは悪いことではないが、私の気持ちは複雑だ。インテルは正当に勝利を収めたし、優勝の資格はあると思うが、あのようなプレースタイルで勝つのは簡単なのではないだろうか。

負けたあとで、フランク・リベリが出場停止になったのは痛かったと言うのはたやすい。私たちはリヨン戦、ユベントス戦、そしてシーズンの半分は彼なしで戦った。だが、私たちのプレースタイルを貫くにはクリエイティブな選手が必要だし、フランク・リベリはまさにそのようなプレーヤーなのだ。

モウリーニョ監督はドイツのテレビ局に対して、リーグ戦とカップ戦で優勝しただけでも素晴らしい、チャンピオンズリーグで勝つのはおまけみたいなものだと話していた。さらに運も必要になると。両チームの実力差はそれほどなかったように思う。

by loviemma | 2010-05-24 21:20 | inter 09-10  

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